今回の取材で、その先の生活まで考えていたのかと尋ねると、川栄はこう答えた。
「別に、何をやろうとも考えていないんですけど。やり直そうと思えば、できると思うんですよ。なので、そこに対しての不安は何もなくて。
自分が好きなことをやればいいと思いますし、どこかでアルバイトをして、コツコツお金を貯めることだって、今からでもできますよね。そういう不安がないように、ちゃんと貯金もしています。だから、何にでもなれると思っています」
30代になった今は、俳優としての仕事の選び方も変わってきた。
「本当は、重たい作品をやりたい」
「以前は、いただいたお仕事は全部やる、というスタンスだったんです。でも今は、本当に自分がやりたい役なのかを、ちゃんと考えてから作品に入るようになりました」
2022年、東洋経済オンラインの取材で、川栄は「役に対してのこだわりはとくにない」と話していた。あれから4年。今、どんな役に惹かれるのだろう。
「これまでは、元気で、仕事にまっすぐ取り組むような役が多かったんです。でも、自分が表現したいのは、それこそ今回の『RYUJI 竜二』のように、心から気持ちを伝える役なんだと思います。
もともと、重たい作品がすごく好きなんですよ。例えば、病を患っていたりとか。題材が重たそうだなと感じる作品ってあるじゃないですか。そういう作品を、本当はやりたいんです」


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