各話のタイトルも秀逸で、「胃液が逆流するような恋、再び!」「親分と子分」「5秒で始まった恋」など、なかなかのパンチがある。
3シーズンにわたって、スタジオで見守る田村淳とベッキーの掛け合いも絶妙だ。淳は毎回のように涙を流し、ベッキーは鋭くツッコミを入れ明るく笑い飛ばしながらも、過去のトラウマにもさらっと触れる。毎回異なるベッキーのファッションを見るのも楽しみの一つだ。参加者たちの時に生々しい人間模様に、2人のリアクションがバラエティーとしての面白さも加えている。
離婚、死別、病気…人生の履歴を持ち寄る大人たち
とは言え、今回の人気の立役者は、個性豊か、様々な人生を送ってきた参加者たちだろう。
参加者たちは「人生最後の恋」を求めて“ラブ・ヴィレッジ”にやってくる。35歳以上ともなれば、そこに至るまでの人生も様々だ。
今回の住民たちの経歴を、少し紹介しよう。
一人ひとりが、まさに人生の履歴を持ち寄っている。
例えば、56歳の元エンジニア・“ばんぶー”。ミスが許されない仕事に長年携わり、慎重に生きてきたという。しかし、ベストセラー本『DIE WITH ZERO』を読んだことをきっかけに人生の終わりにお金を残すより、今しかできない経験を重ねようと52歳で早期退職した。
また、59歳の元CA・“親分”が明かした人生も壮絶だった。夫を亡くした後、がむしゃらに働きながら息子を育て上げ、さらに大病も経験してきた。「息子を社会に送り出す」という亡き夫との約束を守り、再婚もせずに息子が高校生になった頃にはバーを開業。息子が独立し、還暦間近の自分へのご褒美として、クラウンを購入したパワフルさに驚かされる。


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