国内石油元売り最大手のENEOSホールディングス(以下、エネオスHD)が、事業ポートフォリオの組み替えを急ピッチで進めている。
10月23日、連結子会社のロードマップ・ホールディングス(RMH)について、株式65%を米投資銀行ゴールドマン・サックス(GS)系の特別目的会社から買い取り、完全子会社化すると発表した。RMHは道路舗装大手のNIPPO(にっぽ)の株式を100%保有しているため、NIPPOもグループで完全子会社化することになる。RMH株の取得額は公表されていない。
エネオスHDは2021年、親子上場の解消を目的にGSと共同でNIPPOを非上場化した。出資比率はエネオスHDが35%、GSが65%(ただし議決権比率ではエネオスHDが50.1%、GSが49.9%)。NIPPOは将来の再上場を目指すのが基本方針だった。
かつては「完全子会社化は難しい」
この記事は有料会員限定です
残り 2146文字

