一方で今回登場した2027リミテッドエディションは、外装色に深みのあるプレミアムクリスタルガーネット・メタリックを採用し、アクセントカラーやブレーキキャリパーをレッドに変更。そのほか、フロントアッパーグリルモールをボディ同色として、アルミホイールも切削ブラッククリアに変更している。
また、インテリアもボルドーのカラーリングに変更し、ステアリングホイールのステッチもレッドするなど、全体的に妖艶な世界観、エゴイスティックな印象に仕上げている。このコーディネイトスタイルについては、じつは開発段階から企画されていたそうだ。
「発売時期は明確に決まっていませんでしたが、開発段階から市販を想定して予約設計していたコーディネイトになります。単に色を変えただけじゃない、カラーのエキスパートであるデザイナーが新調に吟味してしたスタイルなんです。結果的には1年が経過した今回、2027 リミテッドエディションとして発表することになりました」と、販売のテコ入れではなく、当初から計画されていたモデルであることを強調し、発売の経緯を齋藤氏は説明する。
贅沢なクーペに対価を払う、そのためにホンダがすべきこと
なぜ、1年が経過したタイミングで特別仕様車を設定したのか。その理由については、価値を金額として計算しづらいクーペモデルとして、少しでも選んでもらう理由を作りたかったとしている。居住性や荷室空間を犠牲にして、スタイリングを優先した、それでいて価格は高いクーペという、贅沢なクルマだからの満足感の演出とも言えるだろう。
最後にプレリュードの将来について聞くと、「まずはイヤーモデルのように毎年改良を加えて進化させていきたいですね」と齋藤氏。続けて、「まだ発売したばかりですが、将来的にパワートレインの刷新なども構想はあります。つねに新しい形をプレリュードから発信していきたいです」と意気込みを語る。


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