ちなみにプレリュードは、日本国内にとどまらず、アメリカやヨーロッパ、さらにアジア圏でも販売され、グローバルで約7000台(26年9月4日取材時)を販売。各国では爽快感や足まわりの良さなどポジティブな反応だけではなく、200PS程度のパワーでスポーツということに対するネガティブな意見もあるそうだが、全体的には好意的に受け入れられているという。
それに対して、真摯に向き合って開発を続け、今では数少ないクーペの価値を高めていきたいと齋藤氏。続けて「どうしてもシビックと比較検討されがちですが、価格や利便性を求めるのであればシビック e:HEV RSが良いと思います。ただし、プレリュードでしか味わえない価値もあります。そこは競合するのではく、それぞれに魅力を見出して選んでいただければ幸いです」と付け加えた。
特別仕様車の価格について
最後にプレリュードの価格だが、26モデルが617万9800円に対して、2027 リミテッドエディションは630万6300円で、専用の内外装色や装備なども含んで価格差12万6500円は意外と小さいように感じる。これも開発段階から準備をしていたからだろうか。ちなみに同様のハイブリッドシステム+S+Shiftを採用するシビック e:HEV RSは465万9600円で、26モデルと比べると152万200円とかなり開きがある。
パワートレインは同様でも、足まわりなどのシャシーに関しては別設計のシビックとプレリュードなので、もし購入を検討しているなら、試乗して乗り味の違いを確かめてもらいたい。今回の2027 リミテッドエディションに関しては、落ち着いたオトナっぽいクーペモデルを求めている人に最適だろう。26モデルとはガラリと内外装の雰囲気も変わるし、今年度しか変えないという優越感も得られる。


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