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ライフ #自動車最前線

売れないクーペを続けるホンダの意地…S+Shift他車種展開で問われる「プレリュード2027リミテッドエディション」の意義

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8月にホンダが発売したプレリュードの特別仕様車「2027 リミテッドエディション」(写真:三木 宏章)
  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
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26年6月に実施したマイナーチェンジのタイミングで、プレリュードと同様にHonda S+Shiftを採用した「e:HEV RS」グレードを追加したシビック(写真:本田技研工業)

しかし、同じハイブリッドシステムにS+Shiftを組み合わせたパワートレインを持ちながら、プレリュードの617万9800円に対して、シビック  e:HEV RSは465万9600円と約150万円も安い価格設定。そうなると、ユーザーはシビックに流れてしまうのではと感じてしまう。実際にどちらも試乗しているが、パワートレインについては共通で差異はない。

それに対して齋藤氏は、「シャシー性能と、それによって生まれるコーナリングです」と違いを説明する。シビック  e:HEV RSもタイプR譲りの専用セッティングを施したサスペンションを採用するが、プレリュードはハンドリング性能と路面追従性を高めたデュアルアクシス・ストラットフロントサスペンションをはじめ、ダンパー減衰力を制御するアダプティブ・ダンパー・システムなどを採用。

これによって、スポーティさに振り切ったシビック  e:HEV RSの足まわりに比べ、プレリュードはワンランク上の乗り心地と走りを両立する。ホンダでは、プレリュードを“スペシャリティスポーツハイブリッド”としてアピールしているが、ハイブリッドカーとして燃費よく、さらに長距離を快適に、その道中にあるワインディングでは気持ちよく駆け抜けられる、絶対的な速さよりも、その工程を充実した時間にする、いわゆるGT(グランド・ツーリング)としての価値に重きを置いているのだ。

今年度中しか手に入らない、特別仕様車「2027 リミテッドエディション」

2027 リミテッドエディションのリアビュー。ボディサイズなどに変更はなく、外観はカラーリングやホイールデザインの変更が中心。ボディサイズは全長4520mm✕全幅1880mm✕全高1355mmで、ホイールベースは2605mm(写真:三木 宏章)

そんなプレリュードの特別仕様車として、27年度中の限定モデルとして登場したのが「2027 リミテッドエディション」。その大きな特徴が内外装のデザインだ。

従来モデルを便宜上26モデルとすると、こちらはメインの外装色をムーンリット・ホワイト、そのほかにメテオロイドグレー、メタリック、クリスタルブラック・パール、フレームレッドと定番色を用意。内装色はブルー✕ホワイトとブラック✕ホワイトの2種類。内外装ともにブルーをアクセントカラーに、爽やかさやシックさを全面に押し出したカラーリングを採用している。

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