有料会員登録
ビジネス

「青信号でも進めない」だんじり2人死亡で噴出《祭りが迷惑》の声、"伝統"で済まない時代に何を受け継ぎ、何を変えられるのか

7分で読める
泉大津市のだんじり横転現場付近(写真:共同通信)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

INDEX

大阪府内でだんじりの横転事故が相次ぎ、男性2人が死亡、祭りの関係者16人が重軽傷を負った。亡くなった2人は、だんじりの側面に乗ってバランスを取る「たかり」役だった。
今回の事故で犠牲になったのは、見物客ではなく担い手の側だ。だが、SNSで問われているのは安全面だけではない。議論は、祭りのあり方そのものにまで及んでいる。文化の伝承と人命や生活について、令和の時代、どう折り合っていけばよいのだろうか。

大阪府泉佐野市と泉大津市で10月10日、だんじりの横転事故が相次ぎ、2人が死亡した。この事故をきっかけに、Xではだんじりのみならず、各地の祭りをめぐる体験談へと話題が広がっている。

泉大津市のだんじりの様子(写真:泉大津だんじり祭公式サイトより)

参加・運営する人々とそうではない住民とのギャップ

中心となって参加・運営する人々にとっては大切な行事でも、そうではない住民には別の景色が見えている。全国から「お祭りによって困らされた」エピソードが上がるにつれ、受け止め方のギャップが浮かび上がっている。

たとえば、みこしの通行に伴う交通整理で、信号が青でも車を進められず、迷惑に感じたという投稿。広い公園の中を練り歩く形にはできないのか、と開催場所への疑問も示している。

配達ドライバーは、人通りに不安を訴えた。子どもの飛び出しや、酔った人が歩き回る様子を挙げ、事故にならないか怖いそうだ。

【写真を見る】「青信号でも進めない」だんじり2人死亡で噴出《祭りが迷惑》の声、"伝統"で済まない時代に何を受け継ぎ、何を変えられるのか(8枚)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数