――こうした検査はどこで受けられるのでしょうか。
pha:僕は、「WAIS」で検索して出てきた検査機関で受けました。対応してくれたのはちゃんとした心理士の先生ですが、病院ではないので医師ではありません。
聞いた話だと、病院で受けようとすると、何カ月も待つ必要があるらしいです。僕の受けた検査機関では、割とすぐ、申し込みから1週間後くらいに受けられました。費用は2万円くらいでした。
受けた後に結果の書類を送ってくるだけのところと、結果についてオンライン面談で解説してくれるところがあって、僕はオンライン面談付きのところを選びました。検査機関で受けた結果の書類を、医療機関に持っていくこともできるみたいです。
大石:例えばADHDで薬が必要な場合などは、精神科に行かないと処方してもらえません。
pha:子ども向けだけでなく、大人向けの検査を実施している検査機関もけっこう多いようです。検索したら、いっぱい出てきます。流行っているのかもしれませんね。
大石:最近は、メディアが発達障がいの報道をたくさんしているので、みんなの意識が高くなっているのかもしれません。
ただ、アメリカでもそうなのですが、精神科医や心理士でもギフテッドについて知らない方は多いです。知っている先生は数が少ないので探すのは至難の業ですが、検査や受診でお世話になる予定の先生がギフテッドについて少しでも知識があるか、事前に聞けるなら聞いたほうがいいと思います。
結果だけ渡されても、読み解けない
大石:私は、子ども向けのWISC-V(児童向けウェクスラー式知能検査)を読み解く資格をアメリカで取ったのですが、本当に複雑なんです。結果だけ渡されても、普通の方は何を言おうとしているのか、どう対応したらいいかもわからないのが、普通だと思います。
特に、2Eのご家族が、結果を持って困っている状況がすごく多いんです。そういうご家族をサポートするために、結果の読み解き方を教える講座を作ったりしています。まだ日本語の情報が全然ないんですよ。結果はもらったものの……という方は、とても多いのではないでしょうか。
だから、phaくんが検査を受けた後に結果の解説があるところを選んだというのは、大事なことだと思います。
(聞き手・構成:編集部)


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