訴訟が起こされたのは24年9月。任天堂は「ポケットモンスター」のライセンス管理などを担うポケモンと共同で、ポケットペアに対し、特許権侵害訴訟を東京地方裁判所に提起した。
発売当初からユーザーの間で、パルの見た目が「ポケモンに似ている」との声もあがっていた。かわいらしいパルに銃を持たせて戦わせたり、パルを売り飛ばしたりできる、一見過激な遊び方も話題を呼んだ。ただし、今回の訴訟で争われているのは、キャラクターの見た目ではなく、ゲームの仕組みに関する特許権の侵害だ。
ポケットペアは特許侵害を否定する一方、開発と配信を続けるための予防措置として、一部の仕様の変更を迫られた。例えば、ボール状の「パルスフィア」を投げてパルを召喚する機能を削除し、プレイヤーのそばにパルを直接召喚する仕様へと変更した。現在も訴訟は係属中で、11月には特許訴訟で裁判官が暫定的な見解を示す心証開示が予定されている。
こういった訴訟対応に追われながらも、パルワールドの累計プレーヤー数は4000万人規模に達している。約2年半にわたって改良を重ね、今年7月には正式版を発売。これを機に、休眠ユーザーも掘り起こしつつあるようだ。
Steamのレビューを基に作品を順位づけする外部サイト「Steam 250」では、発売するや否や、26年発売作品で首位に浮上。10月時点でも、その座を維持している。
ソニーとの合弁が「IPビジネス」の窓口に
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