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一級品のシャインマスカットが"わずか300円"で販売…創業110年、500人雇用「岡山の超多角化企業」が気づいた"地産地消の罠"

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あぐりガーデン岡山店のランチ
バイオ肥料で育てた野菜をたっぷり使った惣菜ビュッフェと、イタリアンシェフ特製のメインプレートがつく、真庭あぐりガーデン岡山店のランチ(写真:筆者撮影)
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2015年には、真庭市の一部の地域を対象に「生ゴミ専用バケツ」を各家庭に無料で配布した。生ゴミだけを回収し、バイオ液肥の研究に回す。10年が経過した2025年からは、真庭市のすべての世帯に対象を拡大した。

今では、家庭から出る生ゴミは、地域のゴミステーションに24時間いつでも出せる。そして、真庭市と十字屋グループ、地域の企業が20年にわたり共同研究を重ね、ノウハウを結集して完成した「真庭市くらしの循環センター」でバイオ液肥に変わる。

真庭市くらしの循環センター(写真:十字屋グループ提供)

燃えるゴミの4割が資源に、焼却施設は3カ所から1カ所へ

この仕組みにより、焼却して灰となる燃えるゴミの約4割が資源に変わった。結果、真庭市のゴミ焼却施設は3カ所から1カ所へと集約され、市の財政支出が削減された。

一方、十字屋のグループ企業が回収する、燃えるゴミと生ゴミの総量は変わっていない。焼却施設が減っても、請負額は減らないのだ。

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