近年、株主優待制度は複雑になりつつある。「1年以上の継続保有」を達成することを条件に、事前の会員登録を必須とする企業も増えるなど、その仕組みは様々だ。
こうした優待の多様化は企業や長期保有株主にとってメリットがある反面、これから株式投資を始める方や幅広い銘柄を検討したい方にとっては、「選びにくさ」や「ハードルの高さ」を感じる原因になってしまう場合がある。
そこで複雑な条件なしで使い勝手が良いQUOカード(クオカード)がもらえる企業を調査した。もらえる金額と権利確定月についてリスト化したので、ぜひ銘柄選びの一助として活用いただきたい。昨年も同様のランキングを紹介しているので、併せてご覧いただきたい。
5000円以上獲得可能なのは5社
東洋経済では上場企業の株主優待情報を収集、『会社四季報』の巻末付録として掲載している。この情報を用いて、株主優待で1000円以上のクオカードを贈呈している会社リストを作成した。調査時点は2026年10月7日である。
優待金額換算は、ある会社の株式を100株保有する株主が、株主優待の権利を実際に使用した場合にもらえるもの・サービスの金額を、円に換算したものである。なお、長期保有特典は金額換算の対象外である。
100株購入の場合、株主優待で1000円以上のクオカードがもらえる会社は130社だった。
そのうち、1万円もらえるのは1社で、独立系のSIのコンピューターマネージメント。5000円以上獲得可能なのは5社で、パワーソリューションズ、ケイ・ウノ、ADRバイオメディカルホールディングス、オートサーバーだった。
権利確定月など詳細な内容については、各社株主優待ページをご確認いただきたい。



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