有料会員登録
ライフ

何でも「願えば叶う」なんてありえない…鏡リュウジがポップ化する"スピ系"ブームと"引き寄せの法則"に感じた違和感

6分で読める
窓から外の風景を見る女性の後ろ姿
鏡リュウジが「スピリチュアルブーム」に感じていること(写真:bee/PIXTA)

INDEX

スピリチュアルブームで、占いは大きなマーケットになりました。恩恵を受けつつ「願えば叶う」になじめない本音を、鏡リュウジ氏の新著『占い師の正体』から抜粋・編集してお届けします。

「スピリチュアル」ブーム

ときどき「占いとかスピリチュアル、好きなんです」といわれることがあり、ちょっと答えに窮します。

僕自身、いわゆる精神世界は好きで、本もけっこう読んできました。そして占いは、スピリチュアリティ=霊性と決して無縁ではないとも思っています。

でも、最近いうところのいわゆる「スピ系」というのは、僕が考えているスピリチュアリティとはちょっと違う気がするのです。

一方で、スピリチュアルブームのおかげで占いがマーケットとして拡大したことも事実です。僕自身、そのことで多少は恩恵も受けているので、そのあたりをどう考えるのか――。

いわゆる「スピリチュアルブーム」は、日本だけではなく世界的な傾向です。では日本ではどんな文脈でこのブームが起き、広がっていったのでしょう。

オウム真理教の影響で一時、精神世界ブームが沈静化し、心霊現象や超常現象を扱うテレビ番組も激減しました。

その一方で2000年頃から「スピリチュアル」がブームとなりました。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数