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30秒間、自分を抱きしめるだけで変わる…身体心理学者が教える、心に"安全基地"を作り幸せホルモンを増やす6つの行動

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幸せホルモン
「幸福ホルモン」オキシトシンが増える6つの行動とは?(写真:buritora/PIXTA)
  • 山口 創 桜美林大学教授、臨床発達心理士
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また著者が(株)カルビーと行った共同研究では、朝食にフルーツグラノーラ®を食べると、パンやご飯などを食べたときよりもオキシトシンが増えていました。朝、 1日のスタートを幸せな気分で始めたいとき、甘いスイーツなどを食べるのがおすすめです。

「ドカ食い」するのではなく、味わいや口当たりなどにまでていねいに注意を向けながら、1口を30秒かけて味わう「マインドフル・スイーツ」もおすすめです。

「さわる」と「ふれる」

【行動5】他者に触れる 「タッチング」の原始的な力

日本語には「さわる」と「ふれる」があります。「さわる」は物理的接触、「ふれる」は心を含んだ全体に触れるニュアンスを持ちます。この違いは、このテーマにそのままつながります。

「固体の身体」で相手に接するのが「さわる」であり、「流れる水の身体」として相手に関わるのが「ふれる」です。「ふれる」ことがオキシトシンを増やすのは、皮膚刺激そのものよりも、その背後にある「安心」「共感」「支えられている感覚」が立ち上がるからです。

握手、ハグ、肩に手を置く、背中を軽くさするといった身体的な接触は、人間関係の中で最も直接的にオキシトシンを引き出す行為です。

アメリカの精神科医グレウェンたちの研究では、 20秒以上のハグがオキシトシンを有意に増加させ、血圧を下げることが示されています。日本では欧米ほど身体接触の文化が根付いていないかもしれませんが、家族や親しい人との自然な触れ合いを意識的に増やすことは、大切なことです。

「ありがとう」の言葉に軽く肩に触れる。それだけで言葉の重さが変わるでしょう。

【行動6】ペットとの触れ合い

コロナ禍でペットの需要が大幅に増えたのをご存じの方も多いでしょう。私たちはペットと触れ合うことで、安心と回復を求めたのです。

犬と飼い主のオキシトシンはともに関係していることが報告されています。よく触れ、よく見つめ、よく声をかける。その関わりが、双方のオキシトシンを高めてくれるのです。

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