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ライフ #だから、ひとり暮らし

「住むための物件じゃない」逗子の築50年リゾマンに家賃15.5万円であえて住む《渋谷から移った会社員の"住所論"》

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渋谷から逗子の有名リゾートマンションに住み替えた川原リウさんを訪ねた(撮影:今井康一)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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2017年、川原さんは開業したばかりの渋谷キャストのレジデンスへ移る。だが、その暮らしはコロナ禍を境に一変した。友人を呼んで楽しんでいた共有スペースは使えなくなり、街からも人が消えた。
「渋谷に住む意味がなくなった」と感じた川原さんが、2022年に移り住んだのが、リビエラ逗子マリーナだった。

現在の川原さんは都内企業に勤めており、普段はリモートワークが多い(撮影:今井康一)
収納は少なめ。キャビネットをベッドのパーテーション代わりに(撮影:今井康一)

非日常が日常になる、リゾマンの暮らしで気づいたこと

決め手は「ここ自体が遊ぶ場所」という非日常感だった。ところが実際に暮らしてみると、外から見える華やかさとは別の顔があった。

「そもそも、住むための物件じゃないんですよ」

川原さんはそう笑う。リゾートマンションは本来、週末やシーズンに訪れる人のためのものだ。常時滞在を前提としていないため、マンションの駐車場が足りず移動は自転車とバス。バスは1時間に3本ほどだ。重いものはネットスーパーで買う。

また50年前の設計ゆえに、間取りが現代の家具に合わず、引っ越しの際にタンスを1つ手放した。加えて海辺だけに塩害や湿気、隙間風にも悩まされる。

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