しかし川原さんの部屋は対照的に現代的で軽やかな空間だった。
玄関にはVANSのシューズコレクションが並び、マガジンラックには映画や旅の雑誌。こだわりのカメラやガジェット類も目に入る。リゾート暮らしという言葉から想像する部屋とは少し違う、都会的でカルチャー好きな住人の横顔が見えてくる。
鹿児島の港町から始まった「住まい遍歴」
「今時の移住者の住まいを雑誌で見ると、すごく清潔で、生活感をなくしたような部屋がよく出てくるじゃないですか。でも僕は、そういう部屋にはあまり魅力を感じなくて。ちょっと鍋が焦げていたり、靴が汚れていたりするくらいのほうが、逆にかっこいいと思うんです。昔の『MEN'S NON-NO』や『BRUTUS』で見ていた部屋を、どこかで再現しているのかもしれません」(川原さん、以下の発言すべて)


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