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東大生のノートは「PC」より「紙派」が過半数? 「デジタルをあきらめて紙に戻った」人が多い理由を考察してみた

7分で読める
ペンを持つ手元
東大生がノートをとるとき「紙」を選んだ理由とは?(写真:SatoPhoto/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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そして、ここで紙の強みが出てくるのだと思います。ふとした瞬間に、ぱぱっと紙に書けるかどうか。

スマホやタブレットでもメモはできます。でも、ロックを解除して、アプリを開いて、入力して……という手順を踏むうちに、思いついたことの勢いが削がれてしまうこともあります。

スマホを開いたついでに通知が目に入り、気づけば別のことをしていた、という経験がある人も多いのではないでしょうか。

「紙」は自分の頭をイチから使うチャンス

紙とペンなら、取り出してすぐに書けます。図を描いたり、矢印でつないだり、余白に思いついたことを書き足したりするのも自由です。この「すぐに、自由に書ける」という感覚が、思考が途切れずに済む理由のひとつなのかもしれません。

もうひとつ、僕が面白いと思っているのは、紙には「サジェスト」がないということです。

デジタルで文字を入力すると、変換候補が出てきます。漢字を正確に覚えていなくても、読み方さえわかれば正しい漢字が表示されます。とても便利ですよね。

でも、紙に書くときはそうはいきません。「あれ、この漢字ってどう書くんだっけ?」と、自分の頭で思い出さなければなりません。思い出せなければ、調べることになります。

この「一瞬立ち止まって考える」という手間は、効率だけを考えれば無駄に見えるかもしれません。でも、その小さな手間こそが、頭を使うきっかけになっているのではないかと思うんです。

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