さて、ここで少し話は変わります。
東大に合格した人たちに話を聞いていると、高校時代にメモ帳を使っていた人が結構多いことに気づきます。
授業中にふと疑問に思ったこと。先生が言っていて「いいな」と思った言葉。勉強していて「なるほど」と思ったこと。あるいは、普段の生活の中で「あれ、これってなんでだろう?」と感じたこと。
そういうものを手帳やメモ帳にさっと書き留める習慣があった人が、けっこういるんです。
別の知識とつながる「メモ帳」習慣
これは、きちんとしたノートとは少し違います。きれいにまとめるためのものではなく、頭に浮かんだことを浮かんだ瞬間に書いておくためのものです。いわば「思考の置き場所」のようなものだと言えるでしょう。
僕は、この「身近にノートを取る習慣があるかどうか」がとても大事なのだと思っています。
人間は、思いついたことをすぐに忘れてしまいます。せっかく「なんでだろう?」と疑問に思っても、そのままにしておけば、数分後にはもう覚えていないことがほとんどです。でも、一言でも書いておけば、あとで調べることができます。何かの拍子にふと思い出して、別の知識とつながることもあるでしょう。
疑問を持ち、それを書き留め、あとで考える。この小さなサイクルの積み重ねが、勉強に向かう姿勢そのものをつくっていくのではないでしょうか。


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