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キャリア・教育

「仕事なのだからビジネスの話を優先で」VS「いやいやまずはお互いの距離を詰めてから」 取引先との懇親会の正解は?

8分で読める
「仕事の話」と「プライベートの話」。取引先との懇親会で大切なのはどっち?(写真:maroke/PIXTA)
  • 高木 海史 東京海上日動火災保険株式会社 航空・海上業務部ジェネラルマネージャー(ロンドン常駐)
  • 畑中 翔太郎 株式会社メルカリ BtoBマーケティング
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私の考える"解"は次の3つです。

【解1】勇気を持って一歩踏み出す:「そのうち誘われるだろう」ではなく、こちらから声をかけ、具体的な日時まで提案する。

【解2】相手の都合に柔軟に合わせる:断られても引かず、代替案を出す。

【解3】"誘う側の人"になる:こちらからお誘いすることで存在感とリーダーシップと、相手への関心の高さも同時に示すことができる。

ロンドンのジムでできたアフガニスタン出身の友人

私がこの"解"に気づいたのは、ある海外での経験がきっかけです。

ロンドンに駐在で赴任したばかりのこと。趣味のキックボクシングを「せっかくなので、ロンドンでも続けてみたい」。そう思い、私は恐る恐る1人で近所のジムの体験レッスンに参加しました。

そこにはさまざまな人種の屈強な人たちがずらり。少々圧倒されながらレッスンがはじまりましたが、みんな気さくで、なごやかな雰囲気でした。しかし、そんな時間もほどなく、「はい、ここからは2人1組になって!」とインストラクターが促します。

日本のジムならインストラクターが体格や経験を見ながら親切に組み合わせてくれますが、ここはロンドン。「自分で相手を見つけて!」 以上。じつに無情。私は腰が引け、「誰か誘ってくれないかな……」「インストラクターが相手を決めてくれないかな……」と、そんなことを考えながら、おどおどしていました。

しかし、そのとき、ふと頭に浮かんだのが、このスキルです。

「誘われる前に誘え」

心の中で唱えたその言葉に背中を押されました。周囲を見渡すと、1人でぽつんとしている青年がいます。「よし、行くぞ」と意を決して近づき、「一緒にやりませんか」と声をかけてみました。

すると彼は、「待ってました!」と言わんばかりの笑顔で応えてくれました。そこからは2人で楽しく練習し、すっかり打ち解けました。

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