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「食物アレルギー」の入り口は皮膚だった!? 大人も注意、腸活や保湿の落とし穴 リスクを下げる新常識【専門医が解説】

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鼻をかむカップル
将来アレルギーにならないためには(写真:I /PIXTA)
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一方、「プレバイオティクス」は、腸内細菌そのものではなく、有益な細菌のエサとなる成分を摂取する方法です。オリゴ糖や食物繊維が代表的で、野菜や豆類、海藻、全粒穀物などに多く含まれています。湿疹予防への効果を示した研究もありますが、その効果は限定的で、一貫した結果は得られていません。

ただし、食物繊維を十分に摂ることは腸内環境の改善につながるだけでなく、健康的な食生活全体にも役立ちます。

「ポストバイオティクス」も登場

『その不調、「かくれアレルギー」が原因かも』(あさ出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

さらに近年では、「ポストバイオティクス」という新しい方法も登場しています。

これは加熱殺菌した菌や、その代謝産物などを利用する方法です。生きた菌ではないため安全性の面でも注目されていますが、アレルギー疾患への有効性については、まだ研究段階です。

このように、腸内環境とアレルギーの関係は、現在最も注目されている研究分野の1つです。しかし、「この菌を飲めば治る」「このサプリメントでアレルギーが改善する」と言える段階ではありません。

現時点で最も現実的なのは、標準治療を基本としながら、野菜や豆類、海藻、全粒穀物などをバランスよく取り入れ、腸内環境を整える食生活を心がけることです。

「腸活」は万能ではありません。しかし、腸内環境を整えることは、アレルギーだけでなく全身の健康を支える大切な生活習慣の1つです。流行に振り回されず、科学的な根拠を踏まえて、無理なく続けられる方法を選びましょう。

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