ちなみに現代自動車グループの利益率6.8%は、ここでもトヨタの10.0%には届かないけれど、プレミアムブランドであるBMWの7.5%に迫るもので、いわゆるポピュラーカーセグメントとしては極めて優秀な数値である(いずれも筆者調べ)。
なぜ、現代自動車グループはこれほどまでに好調なのか。今回のCEOインベスター・デイでは、その秘密の一端を垣間見ることができた。
積極的な経営戦略こそが鍵を握る
まずは、とにかく経営戦略が積極的なのである。
たとえば、今後8カ月間で実に7車種のニューモデルを発売するという。そのなかには人気車種の「エラントラ」「アヴァンテ」をはじめ、新しいBEVの「アイオニック3」、CセグメントSUVの「ツーソン」、インド向けのAセグメントBEV、ヨーロッパ向けのBセグメントSUV、グローバルモデルのBセグメントSUVが含まれている。
電動化への対応も抜かりなく、BEV用バッテリーでは価格帯などにあわせて2種類の三元系を用意するだけでなく、低廉なリン酸鉄系もラインナップ。ハイブリッド系は欧州系と同じパラレルタイプが中心ながら、BEVの航続距離を拡大するために発電用エンジンを搭載するレンジエクステンダーも新たに投入。引き続き燃料電池も開発するなど、文字どおりマルチパスウェイの様相を呈している。


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