ノーベル賞は、アルフレッド・ノーベルの遺言に基づいて設立された、人類に大きく貢献した人や団体に贈られる国際的な賞です。今年のノーベル賞は、週明け10月5日(月)より順に受賞者が発表されます。受賞の様子や受賞理由の概略などは公式YouTubeチャンネルNobel Prizeでも配信されます。今年はどんな功績に対して授与がなされるのか、そして日本人は受賞するのか、期待が高まりますね。
ノーベル賞の受賞者は、その受賞の前にある種の登竜門となる国際的な学術賞を受賞している場合がほとんどです。その中でも有名なものがラスカー賞やクラリベイト引用栄誉賞(旧トムソン・ロイター引用栄誉賞)です。これらはノーベル賞と同様に学術論文の引用数や各分野専門家たちによるインパクト評価を選考のベースとしており、10月に発表されるノーベル賞の前哨戦的な立ち位置とされています。
特に今年のラスカー賞は、睡眠メカニズムの研究で筑波大学の柳沢正史氏、血友病の治療薬開発で中外製薬の服部 有宏氏、北沢 剛久氏、井川 智之氏の、合計4人の日本人が受賞したことで大きな話題となりました。ラスカー賞を受賞した後にノーベル生理学・医学賞を受賞した人物も多く、特に1987年には日本の利根川進が同年受賞しています。
今年のラスカー賞を受賞した4人へのノーベル賞受賞の期待が高まっています。
過去にクラリベイト引用栄誉賞を受賞した日本人
また、今年のクラリベイト引用栄誉賞の物理学分野では九州大学の安達千波矢氏が受賞されました。安達氏は、スマートフォンやテレビの画面に使われる発光技術である有機ELの研究を専門としています。今回の受賞は、有機EL内部の分子のエネルギー状態を制御することで電力効率の向上を可能にする材料を開発したためでした。


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