学歴をテーマにしたYouTubeチャンネル「wakatte.tv」の出演者が、福島大学を取り上げた動画で、放射能研究について「福島大には触らせたくない」と発言し、批判を集めた。
動画はその後、非公開となり、出演者は謝罪した。
福島大学には法学部はないが、卒業後に法曹の道へ進んだ人もいる。その一人が、東京で活動する舛田正弁護士だ。
行政社会学部を卒業後、旧司法試験に合格し、現在は刑事弁護を中心に実務にあたっている。
学歴で人を見ることについて、舛田さんは刑事弁護の経験から、こんな言葉を口にした。
「学歴も前科前歴も、同じ『先入観』なんですよね」
今回の発言をどう受け止めたのか。そして、自身にとって「福島大学卒」という学歴はどんな意味を持っているのか。舛田さんに聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎)
「下品な芸」だが、越えてはいけない線がある
舛田さんは、学歴をからかう表現そのものを全否定するわけではない。
「率直に言えば、だいぶ下品な芸だとは思います。ただ、一般論として言えば、そういうものは今までもあった。一概に全部ダメだという話ではないだろうと思うんです」
では、今回は何が違ったのか。


