ただし、この3区間の渋滞はいずれも事故が関係している。今年のゴールデンウィークには45km以上の渋滞は一度もなかったので、全体の交通量は少なかったものの天候の影響と事故により特定の日に長い渋滞が起きてしまったと考えられる。
台風25号では一時、房総半島を走る高速道路のほぼすべてが通行止めとなったが、幸い大きな路面の陥没や土砂崩れなどは発生しておらず、23日には全線で通行できるようになった。
その一方で、JRは内房線「姉ケ崎(市原市)~木更津」間という、総武・横須賀線直通の15両編成の快速も通る重要な通勤路線が、復旧までに「少なくとも3カ月」という深刻な被害となるなど、今も複数の路線で運行がストップしている。
木更津・君津などから東京方面へ向かう通勤客をさばくため、東京湾アクアラインを通って東京方面へ向かう高速バスが増便されているが、それでも積み残しが発生している状況だ。
高速道路と鉄道の補完関係
鉄道と高速道路は時にライバル関係にあるが、災害では補完し合いながら人々の移動の足を支えることになる。
自然災害が多発する現在の日本では、移動路の安全も渋滞も大きく自然に左右されることが、改めて浮き彫りになったシルバーウィークであった。


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