INDEX
世界史を勉強していると、どこかで「この国、強すぎない?」とツッコミたくなる瞬間があります。
その筆頭が、おそらくモンゴル帝国でしょう。
13世紀、モンゴル帝国は中国から中央アジア、イラン、ロシア・東欧に至るまで、ユーラシア大陸を東西にまたぐ広大な領域を支配しました。最盛期の面積は約2400万平方キロメートル。地球上の陸地のおよそ6分の1にあたり、ひと続きの領土を持つ帝国としては史上最大とされています。
“強すぎる”帝国の秘密を掘り下げる
では、なぜ彼らはそれほど強かったのでしょうか。
教科書には「高い機動力を持っていた」「騎馬戦術に優れていた」と書かれています。
もちろん、それは間違いではありません。しかし、これだけでは「強かったのは、強い軍隊だったからだ」と言っているようなもので、肝心の仕組みが見えてきません。
その強さを根元までたどっていくと、一頭の動物に行き着きます。
それが、馬です。もちろん、単に「馬に乗れたから強かった」という話ではありません。
正確に言えばモンゴル帝国は、馬を移動手段や武器として使っただけでなく、馬を中心に軍隊そのものを組み立てたから強かったのです。



※ログイン後、コメント入力が可能です。