そして物語に欠かせない存在が、「八つ墓明神」の地下に広がる巨大な鍾乳洞です。本作では、高梁市のお隣、新見市にある「宇山洞」が選ばれました。
『八つ墓村』に欠かせない「鍾乳洞」の存在
総延長1050mといわれる巨大な鍾乳洞で、ここに祭壇や岩肌まわりの造形物など、『八つ墓村』の世界観が作りこまれ、撮影されたといいます。
また、同じ新見市にある「満奇洞(まきどう)」は、本作ではロケ地となっていませんが、1977年、1996年の映画、2004年、2019年のドラマで登場し、洞窟の入り口の看板にはそのことが記されていました。『八つ墓村』の聖地として、今も聖地巡礼客を集めています。
なお、「八つ墓明神」のシーンは、高梁市の「三座神社」で撮影されました。こちらは、77年の松竹版映画でもロケ地として登場しています。
そして、最初に金田一耕助が登場する『本陣殺人事件』の舞台地が、真備町(岡山県倉敷市)。作中では「清――駅」として登場しますが、金田一耕助が降り立つ駅のモデルは、現在のJR伯備線の「清音(きよね)駅」です。
「本陣」として登場する「川辺本陣」(井原鉄道川辺宿駅近く)や、横溝正史が疎開していた旧岡田村役場を経て、「横溝正史疎開宅」を訪れることができます。


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