有料会員登録
キャリア・教育

「失敗から学ぶ」だけではなぜ足りないのか…? キーエンス出身の経営者が明かす"成功の共有"という技術

5分で読める
ビジネスチーム
失敗から学ぶこと以上に重要なのが 「成功を共有する文化」 です(写真:mrmohock/PIXTA)
  • 田尻 望 株式会社カクシン 代表取締役 CEO
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

一例ですが、項目別に「成功事例のまとめ」シートをつくってみるといいでしょう。

・会社情報(会社名、業種、従業員数、部署、担当者役職、担当者の業務)
・その時使用したアプリケーション(用途)
・事前課題
・結果
・機能(機能名)
・特長(〇〇ができる)
・導入前のアプリケーション(用途)
・そのアプリケーションをそのままにしておくと、出てしまっていた影響
・導入後のアプリケーション(用途)
・利点(お客様が得た変化)
・どんな価値が生まれたか(組織レベル)
・ほかにどんな会社や業界に横展開可能か(その価値は?)

このように項目分けしたうえで、各項目の内容をできるだけ細かく記入していきます。そしてこの資料をもとに、組織内で「お客様のソリューション(問題解決)の事例」をシェアするのです。

「言語化の粒度」を上げる

『生産性の高めかた』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

こうしてお客様のソリューション(問題解決)の内容を細かく言語化することで、誰でも成功事例を学べるようになります。

逆に、ここまで明確に言語化しなければ学び合いはできません。

言語化する時の重要なポイントは、「説明をできるだけ具体的に細かく記載すること」です。

つまり「言語化の粒度(情報・データの細かさ)を上げる」 のです。

たとえば、工業用切削工具のアプリケーション(用途)を言語化する場合、「金属加工、切削加工に使う」では抽象的すぎて不十分です。

そうではなく、

・航空機部品のチタン合金の
・1個あたり8時間かかっていた加工時間を5時間に短縮し
・月産30個から50個に増やすために使う

と、このようなレベルの細かさで書くべきです。

この粒度の言語化を目指してみてください。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数