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「やらないことリスト」で人生を変える…「息抜きする権利は自分にない」と仕事相手と酒を一切飲まずにきた経営者の流儀

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「やらないこと」を決めているかどうかが、目標達成ができるかどうかの分かれ目かもしれない(画像:elise / PIXTA)
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「飲まない」という前提でずっといると、その「飲まないキャラ」が勝手に一人歩きして、さして重要じゃない飲み会にそもそも誘われることもなくなるし、何よりも、帰宅後や帰り道の移動時間で勉強できた。

不特定多数が出入りする場に参加しない理由は、若い頃の自分にとって、そうした集まりから学べるものが何もなかったからだ。

この小さな積み重ねの上に今の自分がある。要は人生のそのときどきで、自分にとっての優先順位を決めるのが大事だということだ。

同じ行動でも、理由は年齢とともに変わる

一方、現在の「飲まない理由」はまったく違う。一言でいえば「リスク管理」だ。

経営者として従業員の生活に責任を負う以上、私は「何かあってはいけない」人間だ。だからこそ、そもそも何かがありうるような場には行かないし、何かがあってしまいかねない行動もしない。

仮に何かが起きてしまうと、従業員を含むステークホルダーに対して申し訳なさすぎる。

そもそも、そこまで自分を律することのできない人間は、経営者という立場に立ってはいけない。そこまでとは言わなくとも、そういった「何か」が起こる場所は大抵お酒や異性、不特定多数の存在など、いくつかのキーワードがあるので、徹底して避けている。

完璧ではない自分を理解しているからこそ、自衛行動を自分に課しているのだ。このあたりのリスク管理は、SNSをやらないし見ない習慣と共通していると思う。

ちなみに、私がお酒を飲むときは妻と一緒のとき、場所は自宅または長年なじみの飲食店などに限られている。とはいえ、以前紹介した私自身の食事回数の問題に加えて、家庭の事情もあり、外食する機会はほぼなく、外ではほぼ飲まない。

たまになじみの店で飲むときは、料理人の方やソムリエ、ソムリエールさんと少し「だけ」会話し情報交換することが目的なので、さっと行きさっと帰る、が基本だ。大声で話したり、喋り続けたり、常連面をして周りに迷惑をかけたりすることは決してない。

人生には、限りがある。ぜひ、こんなふうに自分の「やらないこと」を決めて、そこで空いた時間と気力を「やること」に集中投入してほしい。今までと違う時間の使い方をすれば、人生は変わる。

一度決めた「やらないこと」は、理由を変えながら続けていけばいい。「やらないこと」を決めることで、人生における時間の有効活用やリスク管理、そして何よりも自分自身の心の平穏、つまり幸せに一歩近づけるはずだ。

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