次に重要なのが、インプットした情報の「通り道」を整備することです。脳の約60%は脂質でできており、その質が思考のスピードを左右します。細胞の膜もまた脂質でできており、そのしなやかさが、情報の出し入れの効率に大きく関わります。
そこで積極的に摂りたいのが、青魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸(DHA・EPA)です。オメガ3系脂肪酸を摂ることにより情報の処理能力や記憶の定着・呼び出しの効率が上がり、脳のキレをグッと高めてくれまです。
感情をコントロールする神経伝達物質の中でも、やる気や集中力に関わるドーパミンやノルアドレナリンはアミノ酸を原材料に、鉄やビタミンB群の助けを借りて脳内で合成されます。
ちなみに好奇心もビタミンB群が関係します。ある研究では、ビタミンB1を摂った子どもはそうでない子どもに対し、物事に関する興味、関心度が5倍以上も高いことがわかっています。さらに、タンパク質や鉄を摂っていない子どもと摂っている子どもとを比較した場合、摂っている子どもほど数学の成績が高いという研究結果もあります。
やってみよう!〜勉強の効率を上げるメニュー
①受験1〜2カ月前からは青魚を強化
脳細胞の膜を入れ替えるには時間がかかります。子どもがテストや受験の準備期間に入ったら、サバ、イワシ、アジなどの青魚を積極的に食べましょう。オメガ3系脂肪酸は熱に弱いので生で食べられるお刺身がベストです。調理がいらないので親も楽ちんです。
②テスト当日の朝食は卵、煮干し粉入りの具だくさんみそ汁
当日の朝はタンパク質が豊富な卵料理と、煮干し粉をプラスした具だくさんのみそ汁がおすすめです。卵は記憶力に関する栄養素、レシチンが含まれるためテスト前には外せない食材です。もちろん毎日でもOK。食欲がないときはかきたまスープにしても◎。菓子パンやシリアルは不向きなので注意しましょう。


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