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寝落ち、局部露出…「1日30分睡眠」堀大輔、1週間生配信がネットのおもちゃになっても笑えない理由

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堀大輔 ショートスリーパー
(画像:堀大輔公式YouTubeより)
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だが、ここで忘れてはいけないのは、堀が単に「変わった生活をしている面白い人」ではないということだ。彼はショートスリーパーを育成すると称する事業を行い、睡眠時間や生活リズムを変えるための有料プログラムを提供している。

つまり、「私は30分睡眠で生活しています」という個人的な話では終わらず、「あなたも睡眠時間を短くできます」という形で、その思想と方法を他人に提供するビジネスをしている人物なのだ。まさにその点に、彼の一連の行動を単なる笑い話として消費することができない理由がある。

ビジネスにするならば医学的根拠が必要

本人が自分の責任で特殊な生活を送っているだけなら、個人の自由である。しかし、超短時間睡眠を再現可能な技術として他人に勧め、料金を取って教えているのであれば話は別である。その主張がどこまで医学的に妥当なのか、どの程度の安全性が確認されているのかが厳しく問われなければならない。

医学的には、ショートスリーパーと呼ばれる人間が存在しないわけではない。遺伝的な要因によって通常より少ない睡眠で生活できる「ナチュラルショートスリーパー」の存在は知られており、特定の遺伝子変異との関連を示した研究もある。

ただし、これは「普通の人間でも訓練すれば睡眠を30分程度まで削れる」という話ではない。ナチュラルショートスリーパーは特殊な体質として研究されているのであって、一般人が後天的なトレーニングによって同じ状態になれるという医学的コンセンサスが確立しているわけではない。

むしろ現在の公的な睡眠指針は逆方向を向いている。厚生労働省の見解では、成人について個人差を認めながらも、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することを推奨している。極端に短い睡眠が肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患、認知症、うつ病などの発症リスク上昇と関連するという知見も蓄積されている。少なくとも標準的な睡眠医学の立場から見れば、「睡眠は訓練によって極限まで削っても問題ない」という考え方は、一般論として支持される状況にはない。

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