西村さんが俳優の仕事に興味を抱いたのは、大学生の時だった。新潟大学農学部の学生だったが、将来、自分が何をしたいのかまったくイメージできずにいた。
「ある時、モデル活動をしていた先輩から、ウェディング雑誌の撮影をするので新郎の友人役として参加してほしいと言われました。実際に撮影に参加したところ、『役を演じる楽しさ』に夢中になって。将来は俳優の道に進みたいと思うようになりました。
在学中から東京の大手芸能事務所に応募し、大学3年生の時に大手事務所にスカウトされました」
残念ながら、その事務所に所属する話は見送りとなってしまった。
夜行バスで東京の俳優養成所に通った大学時代
しかし週に1度、夜行バスで新潟から東京まで俳優養成所に通うことに。
西村さんの行動力に、両親は驚いたようだが、反対はされなかった。農家の跡を継いでほしいなどの言葉も特になかったという。
後に聞いたところによると、父も若い頃、千葉真一さんなどのアクション俳優に憧れた時期があり、ひそかに西村さんを応援していたのだ。
大学を卒業後、西村さんは上京し、アルバイトを掛け持ちしながら2年間養成所に通い続ける日々を送る。ようやく別の芸能事務所に所属することになり、念願の俳優の道を歩むことになった。


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