具体的にはエンジニアが担当する各プロジェクトを側面支援するのが役割であるが、平均年齢は58歳、下が48歳、上は68歳の約70人のマイスターが全国で活躍している。
60歳以上でも等級が上がり、昇給した人も
マイスターの給与は、ジョブ型の富士通社員と同様に担う職務と職責に基づく等級で決まる。60歳以降は1年契約の更新制になるが、60歳前と同じ水準の給与や賞与が支給される。
また、人事評価結果しだいで昇給もあり、実際に60歳以上でも等級が上がり、昇給した人もいるという。
60歳になると一律に給与が半減し、人事評価もない再雇用制度と違い、年齢に関係なく働く意欲を引き出す仕組みといえる。働き方はテレワークも可能で約30人はほぼテレワークという。
ちなみに毎週火曜日に首都圏のメンバーによる飲み会も実施している。
同社のモダナイゼーションナレッジセンターの伊井哲也センター長は「マイスター以外のエンジニアも含めて20人程度が参加するが、仕事の不満もリアルにぶつけてもらうなど、業務の方向性や働き方を確認する場となっており、メンバーにも好評だ」と語る。
Z世代と違い、飲みニケーション好きな世代にとっては仕事の潤滑油ともなっている。事業戦略と人材戦略が合致した、シニア世代再活性化策の1つの好事例といえるだろう。


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