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「リッツ脱衣所でYouTube撮影→批判殺到」「ホテル側と見解が相違」 令和の辻希美?板野友美が炎上タレントと化した背景

7分で読める
板野友美
脱衣所での撮影(画像:板野友美YouTubeより)
  • 徳重 龍徳 コラムニスト、エンタメ評論家
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元AKB48の人気メンバーで、夫はプロ野球選手。高級ホテルでの家族旅行、インターナショナルスクールに通う娘、自身が手掛けるファッションブランド。テレビ番組などで220平米、家賃200万円超の部屋に住んでいることも明かしている。SNSの登場以降、多くの芸能人は豪華な生活をしていても世間の批判を受けないようあまり大っぴらにしない中で、オープンなセレブ芸能人ぶりはどうしても注目される。

つまり板野は、世間から「下」に見られて叩かれているのではない。むしろ世間よりも「上」にいるように見えるからこそ、より厳しい目を向けられている。そのため、発信の中に少しでもマナーや知識の不足など落ち度が見えると、普通の芸能人以上に叩かれてしまう。

板野のようにYouTubeやSNSなどでセレブぶりをアピールするインフルエンサーはいるが、AKB48で神7と呼ばれた板野ほどの知名度はない。また、もともとセレブタレントとして知られていたわけではなく、結婚後に高級ホテルでの旅行や広い自宅など、華やかな暮らしを発信する機会が増えた。その変化が、一部の人には「成金的」と受け取られ、反感につながっている面もあるのだろう。

圧倒的な知名度があるからこそ、炎上してしまう

本来YouTubeは見たいと思う人以外には目に留まりにくく、セレブらしさをアピールしても、それを見たい人が見ているだけなら批判は起こりにくい。ただ板野の場合は世間的知名度が高く、何か問題があれば動画が切り抜かれ、本来セレブっぽい暮らしに反感を持つ層にも届いてしまう。その点では気の毒な面がある。

心理学には「ホーン効果」というものがある。一度悪いイメージがついてしまうと、そこに引きずられ、その他の側面まで一律に悪く評価してしまう心理現象のことだ。

芸能人の場合、一度この状態に入ると、発信そのものが次の失言や失態を探す目で見られるようになる。辻は「若くて常識のない母親」というイメージがついたため、普通なら問題にならないいちごに練乳をかける行動までもがバッシングの対象になってしまった。

そして板野も炎上を繰り返すことで「非常識なセレブママ」というイメージがつきつつある。辻の時代は炎上の拡散をネットニュースなどのメディアが担う部分が大きかったが、現在は一般ユーザーの投稿や動画、切り抜きなども拡散装置になる。一度ついたイメージは、以前より速く、広く定着しやすく、イメージを覆すのは難しい。

とはいえ、板野にとって救いがあるとすれば、かつて何をしても炎上すると言われた辻も、今ではすっかり理想のママタレになっていることだ。今は批判を多く受けるセレブ生活も長く続けば、自慢ではなく日常に変わる日が来るかもしれない。

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