まずはマインドセットから始めよう。なぜなら失敗に対処する精神力と能力はそこから生じるからだ。マインドセットには「固定型」と「成長型」の2つがある。
マインドセットを意識する
はじめてこの概念を知ったとき、私は目がひらかれたように感じた。そして、自分の能力を固定化されたものとして見ることのマイナス面と、成長できるという展望を持つことのプラス面を明確に説明できるようになった。
この概念の創始者であるキャロル・ドゥエックは、2つの違いを次のように説明する。
「自分の才能を(努力、自分に合った計画、他からの情報、アドバイスによって)伸ばせると信じる人は成長型マインドセットを持っている。
彼らは、自分の才能は生まれつきのものだと信じている固定型マインドセットを持つ人よりも、多くを成し遂げる傾向がある。なぜなら、自分を有能に見せることよりも、学びを得ることにエネルギーを注ぐからだ」
失敗や折れない心、あるいは交渉という点において、成長型マインドセットが決定的に重要な理由は明らかだろう。
成長型マインドセットは、十分な知識とスキルと実力があれば最終的にうまくいくのだと自分を納得させ、めげずにがんばる力に直結する。
すると、他人を責めたり、自分にはできないかもしれないと思い悩んだりするのではなく、向上することに集中するようになる。
こうして「一生懸命やれば、自分にできると思っていなかったことも達成できるのだ」というマインドセットができあがる。


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