調べると、大阪で結構有名な店らしい。食べログの「百名店」常連でもあり、「予約必須」どころか「予約困難」という声まである。そんな店の味が手軽に味わえるのも、フードコートの楽しみの一つ。しかも大阪の店となればありがたさは数十倍にも増す。ということで今回はこちらで何か食べてみよう。
「シャトーブリアンヒレかつ」の感想は…
さて、今回epaisで選んだのは「ヒレかつシャトーブリアン定食」。170グラムで2530円となかなかの価格だが、丸の内にあっては悪目立ちしないくらいか。もう一つ、CRISP SALAD WORKSで「SALMON CREAM」をチョイスした。
まずはサラダから。サーモンとブラックビーンズやレッドオニオンが綺麗に並べられている。これにドレッシングをたっぷりかける。混ぜるとサラダというよりもまた別の食べもののようだ。
そして主役のシャトーブリアン。いわずとしれたヒレ肉の中心部分である。注文時に「15分ほどかかる」と伝えられていた通り、じっくりと低温調理で揚げているため、綺麗なロゼ色に仕上がっていて食欲をそそる。
提供時には塩が添えられており、別途とんかつソースも小皿に出しておいたが、まずは何もつけずにいただく。サクッと軽い衣の後に肉が歯に当たる。まず驚くほどの柔らかさを感じ、その後に適度な繊維質を感じて噛むと肉の風味が口に広がっていく。
昨今「肉の柔らかさ」を売りにする店が増えているが、その分「肉々しさ」が物足りないなと感じることも多い。その点、柔らかさと肉らしさのバランスがちょうどよい。何もつけずに、これだけでご飯が進む。さすがは大阪の名店だ。
細かい部分だが、みそ汁の椀の口径が大きく、内側が金色に塗られているのも高級感があってテンションが上がる。もちろん出汁の風味をしっかり感じて味にも抜かりがない。何から何までスキがない。あらためてフードコートの進化に感銘を受ける1食であった。
ちなみにこの丸の内 FOOD HALLでは、「ちょい飲み」だけでなく4店舗でコース料理と飲み放題を提供しているようだ。東京駅近くの穴場カフェとして、毎日のちょっとした贅沢なランチとして、はたまた仕事終わりの宴会にと、新参ながらフードコート界でも重要文化財に指定しても良いくらい、さまざまな顔を持つフードコートである。



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