これまでの授業と違い、子どもは自分のタイミングで質問できます。より発展した問題に取り組むこともできます。過去の学年に戻って、学び直すこともできます。
だからといって、「AIを絶対に使わせる」という話ではありません。学びを進めていくための選択肢がリアルな先生、友達、AI先生と増えるということです。何を選択するかは、子どもたち自身が決めます。
新潟市でAIを取り入れた算数授業を実践
先日、新潟市の小学校で初めて出会う子どもたちに、AIを取り入れた算数授業を行いました。
AI先生の機能の一部である「採点AIまんたろう」をGeminiの「Gem」(ジェム:カスタムAI)機能で再現したものを使いました。
教科書の問題を使って、小数の足し算やかけ算、そして計算法則を学んでいきます。流れとしては「1. 問題を解く」「2. AIに採点をしてもらう」です。
AIは、次の2つの観点で採点します。
- 答えが正しいかどうか
- 説明ができているかどうか(3段階で評価し、2で合格)
これまでに子どもたちは、整数の四則計算で交換法則、結合法則、分配法則を学習してきています。この授業のゴールは、小数×小数でも同様のことが言えると気づくことです。
採点AIまんたろうを使った実際の子どもの画面は、公開することができません。そこで、私が回答したものをAIに読み込ませた画面をお見せします。
間違えているとき、不足している時は考えるためのヒントを与えてくれます。
授業中、「AIに自分の回答を読ませることに抵抗がある子」がいました。この子にはAIを無理に使わせず、リアルまんたろう先生が対応しました。
様子を見ていると、はじめのうちは子どもたちはAIに採点をしてもらうことに躊躇しているように見えました。おそらく、AIを○×判定マシーンだと思っていたのでしょう。
しかし、1回使ってみると、その姿は変わりました。AIが自分の学びをサポートしてくれる存在だと気づいたからだと考えています。


※ログイン後、コメント入力が可能です。