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オープンAIはグーグルと同じ道をたどるのか? 高邁な理想が邪悪なビジネスモデルにとって変わられる根本理由とは

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オープンAIなどの先端テック企業は、邪悪にならず、理念を大事にしていけるか(写真:Inkoly/PIXTA)
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ところが、2010年代の半ば以降からか、「プラットフォーム」というビジネス用語が頻繁に使われるようになりました。

それまでのビジネスは、例えば書籍であれば、出版社(著者)がコンテンツをつくり、印刷会社がそれを印刷して書店に運ばれるというある種の垂直統合モデルだったものを、アマゾンのキンドルが破壊しました。

電子書籍の場合、既存の出版社や流通などを経由しないで、あらゆる本がキンドルに集められ、読者はそのプラットフォーム上でさまざまな情報を得られます。

音楽や動画でも同様のことが生じて、これまで大きな力を持っていた出版社やレコード会社、テレビ局の支配力は衰えました。コンテンツが自由になったとも言われましたが、その結果、今度は水平分業が過度に進んで、プラットフォームに過剰な権力が集まってしまった。

邪悪になるのを嫌っていたハズが…

そして、「Don't be evil」が社是だったはずのグーグルが、いまや「evil(邪悪)の代表」のように言われています。

例えばユーザーがウェブメディアの文章を読もうと思うと、たくさんのポップアップ広告が表示されて、いつまで経っても文章が読めない。そういう広告が画面にたくさん表示され、まさにウェブを邪悪なものだらけにしてしまったのが、いまのグーグルです。

フェイスブックも同様です。かつては、人間と人間の新しいつながり方を作るという理念に燃えていたはずが、気がつくと人間の気をひくためのバズり記事しか表面に上がってこない。有名人の写真を使った詐欺広告が大量に表示されても、それが広告収入になるという理由からか、ほとんど放置されている。

1980年代、90年代のテレビ全盛期の頃は、広告は新しい文化であり、アートであるという扱いをされていました。糸井重里さんのようなクリエイターが登場して憧れの的になっていた時代でした。

当時の広告は、多くの人が憧れるものだったのに、今では広告に憧れる人は減り、どちらかというと、気持ち悪いし消えてほしいと思ってしまうようになった。

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