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夏になると《湖底から現れる巨大廃墟》…「まるでラピュタ」水没して忘れ去られた"日本一の発電所"が再注目された訳

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曽木発電所遺構
ダム湖に沈んだ巨大廃墟は、なぜ再び注目されるようになったのか?(写真:筆者撮影)

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夏の渇水期になると、ダム湖の底から姿を現す「廃墟」がある。鹿児島県伊佐市にある曽木発電所遺構だ。

観光名所となった、湖底に沈んだ遺構

赤レンガ造りの洋風建築で「カリオストロの城」や「ラピュタ」に例えられることもある。中世の古城のようなたたずまいや、自然が遺構を侵食していく様子がそう思わせるのだろう。

8月の曽木発電所遺構。普段はダム湖に沈んでいるが、5月~9月の渇水期には水位が下がって姿を現す(写真:筆者撮影)

曽木発電所は1909年に竣工。近くにある曽木の滝を利用した水力発電所で、当時としては国内最大の規模である。

しかし1965年、近くに建設された鶴田ダムが完成すると、曽木発電所はダム湖に沈むことに。建物は湖の底でゆっくりと朽ちていき、草木に覆われ、そのまま忘れられていくだけの運命にあったはずだ。

しかし、今や対岸に遊歩道が整備され展望できるようになっている。有名な観光名所だ。

対岸の展望所から見た曽木発電所遺構(写真:筆者撮影)
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