喜㔟社長は連携協定調印式後の挨拶で「このチームには私どもの社員として加わった選手がたくさんいる。早速私たちの制服を採寸して、1枚1枚支給した。そう遠くない時期に制服を着て駅頭に立ったり、さまざまなイベントでJR東日本の社員としてみなさまにお目にかかったりということもあるのではないか」と話した。
新チーム名は「JR東日本グリーンウォリアーズ東葛」。グリーンはJR東日本のコーポレートカラーであるが、それ以上にNEC時代のチーム名の一部を継承したという意味合いもある。発足式には約1200人のファンが参加し、喜㔟社長らの挨拶に大きな拍手を送った。
JR東日本には社会人ラグビーのトップイーストリーグD2に所属する「JR東日本レールウェイズ」というチームもある。活動拠点をグリーンウォリアーズと同じNECの我孫子グラウンドに移すため、ウォリアーズのファンがレールウェイズの活躍を目にする機会も増えそうだ。「互いに切磋琢磨することで競技人口を増やしたい」と喜㔟社長が意気込みを述べた。
選手も駅改札に立つ?
新チームをマネジメント面で支えるのは池田克弘クラブ代表。1993年にJR東日本に入社し、鉄道畑が長い。渋谷駅長の経験もある。「クラブ代表の仕事は試合以外の部分でファンや地域のパートナー様に寄り添うこと」と話す池田代表に「駅長時代から駅員と積極的にコミュニケーションしていたのか」と尋ねると、「趣味が巡回と言われるくらい、巡回していた」と笑い、試合以外の部分でのコミュニケーションに自信を見せた。
新体制の陣容は、選手数がプロ選手を含め50人ほどで、社員選手は13人。うち10人がJR東日本への転籍で、残る3人がNECからの出向という形を取った。
「社員ということは全員が鉄道に関する業務を行うのか」という質問に対し、池田代表は、「常磐線沿線のお客様に少しでも近い距離で選手を見ていただこうということと、JR東日本の社員にとっても身近な存在になるということで、1週間に1回程度、改札などお客様の目に触れる場所に立っていただくことを計画している」と説明した。

