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ライフ #浪人したら人生「劇的に」変わった

「父は外に子供を作って帰らなかった」発達障害でいじめられ私立中も退学…「人生のリセット」かけた大学受験とその後

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高校時代の安田さん
株式会社キズキを設立した安田さんの高校時代(写真:安田さん提供)

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浪人という選択をする人が、20年前と比べて半数ほどになっている現在。「浪人してでも行きたい大学がある」と考える人が減る中で、長い時間をかけて学び続ける経験は、人をどのように変えるのでしょうか。
自身も9年間の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験を持つ濱井正吾氏が、さまざまな学び直しの経験者にインタビューし、その道を選んで良かったことや、頑張り続けられた理由を探ります。

今回は、2浪を経て国際基督教大学(ICU)に合格した安田祐輔さんにお話を伺いました。安田さんは現在、不登校や発達障害の生徒や社会人の学び直しをサポートする個別指導塾・キズキ共育塾(株式会社キズキ)を運営しています。

「浪人の2年間に比べたら、どんな努力も楽勝だと思えます」と語る安田さんに、現在に至るまでの道のりを伺いました。

【写真】逆立った金髪にピンクのベスト姿でカメラを睨み…高校1年生のころの安田さん(ほか写真8枚)

「空気が読めない」いじめられた子供時代

安田さんは神奈川県横浜市に生まれ育ちました。横浜といえども、最寄り駅まで徒歩30〜40分かかる田舎であったそうです。

父親も母親も有名大学を卒業。祖父も名門大学工学部の出身で、教育熱心な家庭環境でした。一方で、幼少期からASD(自閉スペクトラム症)の特性が強く出ており、学校では周囲より動作が一拍遅れ、空気が読めずいじめられやすい子供でした。

「学校のカチッとした決まり事が苦手でした。授業で『帰れ』って言われたら、『憲法に教育を受けさせる義務があるんでそれは無理ですよ』など正論で返すような感じの子供でしたね」

小学校時代は成績が中の上程度で、親からは「最低でも早慶」と言われ続けて育った安田さん。当時の唯一の自己肯定感の源はピアノで、神奈川のコンクールでも上位に入るほどの腕前でした。

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