該当シーンがあるのは、5話の31分ごろから。実際に視聴したが、決して武勇伝のようにひけらかしてなどおらず、どちらかと言えば喉を詰まらせながらも暗くなりすぎないように話している印象を受けた。
「武勇伝のように語っている」という批判は間違い?
もちろん、だからと言って過去の行為への同情の余地はない。筆者としても、ネガティブな感情が多少は和らいだとはいえ、人に火をつける人間は普通に忌避の対象でしかない。そのうえで、「武勇伝のように犯罪行為を語る人間をメディアに出すな」という論調は完全に間違っていると感じるのだ。
また、「反省していない」「更生の余地はない」と批判する人も多いが、塩田さんは「後悔している」とも発言している。
『ラヴ上等』の出演者はスネに傷がある人ばかりだ。YouTubeなどの番宣動画内でもMCに対して態度が大きく、まるで過去の行いを反省していないかのように見えるからこそ、悪感情を膨らませる人が多いのだろう。
だが、出演者の多くは「弱みを見せないため、自分を大きく見せよう」と振る舞っているにすぎないのだと受けとれた。
当然、罪を犯した人間は持ち上げるような存在ではない。だからと言って、社会からドロップアウトした人に対し、安全な場所から石を投げるのはいかがなものだろうか。
塩田さんをはじめ、出演者の過去の行いを肯定する気も庇うつもりもさらさらないし、少なくとも筆者は友人や隣人にはなれないが、『ラヴ上等』を視聴して石を投げる気にはならなかった。もし機会があれば、一度視聴して実際にどう感じるのか確かめてみてもらいたい。


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