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「今日で仕事を辞めてもらいます」オーストラリアで突然解雇された日本人が次の職を得るまでに気づいた日本の強み

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職場は未知の民族であふれてる
日本の「あたり前」と世界の「あたり前」。その違いはどこにあるのでしょうか?(写真:EKAKI/PIXTA)

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「あの人、何を考えているんだろう……」
「伝えたつもりなのに、なぜかすれ違ってしまう……」
職場や家庭で、こんなもどかしさを感じたことはありませんか。実はこの悩み、「人類学」で解決できるかもしれません。
そう説くのは、ケニアのマサイ族とのフィールドワークを経て人類学を学び、日本・オーストラリアの企業で営業として働いてきた松木省吾氏です。新刊『職場は未知の民族であふれてる』では、人類学を職場や日常のコミュニケーションに使える実践技術として紹介しています。
オーストラリアで突然の整理解雇に見舞われた、その後数週間で次の職を得られた背景には、人類学的な「あたり前」への理解がありました。

「今日で仕事を辞めてもらいます。17時までに退職の準備をしてください。」

海外で働いていると、事業の方針転換や縮小に伴い、整理解雇を身近で目にすることがあります。

最近ではAIの活用もまた整理解雇の要因となっており、海外の企業では整理解雇は人ごとではなく、キャリアの中で1度は経験するものになっている印象さえあります。

筆者の私も例外ではなく、オーストラリアのSaaS企業で働いていた際に整理解雇を経験しています。

冒頭の言葉は、実際に私が勤務していた会社で伝えられた言葉です。ある日、人事部の責任者に呼ばれ会議室に入ると、私が所属していた部署が無くなり、所属メンバーがその日中に解雇になることを告げられました。

海外で働いていると、日本では出会わない出来事に出会うことがあります。そんな時、私たちは人類学の考えを使い、難局を乗り越えることができます。

人類学とは、自分とは違う習慣や「あたり前」を持つ人々を理解する学問です。

その学問が、働く現場でどのように使えるのか、ご紹介します。

国境を超えた「あたり前」の「違い」

『職場は未知の民族であふれてる: 人類学に教わるコミュニケーション技術』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

海外で働く場合、整理解雇以外にも、日本と異なる点が存在しています。

成果主義で、成果が上がらない社員が定期的に退職を迫られる。残業している社員がおらず、終業時間前でもオフィスから退社する人がいるなど、会社の業種や職種を問わずわかりやすい違いが存在しています。

日本で働いた経験がある方は、海外で働く際の習慣や「あたり前」としていることの「違い」に驚くかもしれません。

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