「今日で仕事を辞めてもらいます。17時までに退職の準備をしてください。」
海外で働いていると、事業の方針転換や縮小に伴い、整理解雇を身近で目にすることがあります。
最近ではAIの活用もまた整理解雇の要因となっており、海外の企業では整理解雇は人ごとではなく、キャリアの中で1度は経験するものになっている印象さえあります。
筆者の私も例外ではなく、オーストラリアのSaaS企業で働いていた際に整理解雇を経験しています。
冒頭の言葉は、実際に私が勤務していた会社で伝えられた言葉です。ある日、人事部の責任者に呼ばれ会議室に入ると、私が所属していた部署が無くなり、所属メンバーがその日中に解雇になることを告げられました。
海外で働いていると、日本では出会わない出来事に出会うことがあります。そんな時、私たちは人類学の考えを使い、難局を乗り越えることができます。
人類学とは、自分とは違う習慣や「あたり前」を持つ人々を理解する学問です。
その学問が、働く現場でどのように使えるのか、ご紹介します。
国境を超えた「あたり前」の「違い」
海外で働く場合、整理解雇以外にも、日本と異なる点が存在しています。
成果主義で、成果が上がらない社員が定期的に退職を迫られる。残業している社員がおらず、終業時間前でもオフィスから退社する人がいるなど、会社の業種や職種を問わずわかりやすい違いが存在しています。
日本で働いた経験がある方は、海外で働く際の習慣や「あたり前」としていることの「違い」に驚くかもしれません。



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