「12歳年上のジェシーともやり切りましたよ。最後の5年間は地獄でしたけど。彼のほうも私への恋愛感情がなくなっていたはずなのに、粘着質な人なので執着されてしまいました」
次の恋人である5歳上のロドリゲスさん(仮名)はキューバ人。出会いは旅先の東南アジアで、ロドリゲスさんは現地で芸能プロダクションを経営して手腕を発揮していた。とにかくパワフルで、人を楽しく巻き込む力に惚れ込んだ香織さん。地元で一緒にダンスやショー関連の事業を立ち上げることにした。
「彼はヨーロッパで過ごしていた経験もあるので、私たちの共通言語は英語でした。子どもの頃はアニメや映画で日本文化になじんでいて、日本に住むことも抵抗がなかったようです」
恋人からビジネスパートナーへ
地元ではすでに服飾関係のビジネスをしていた香織さんは、ロドリゲスさんとの事業にものめり込み、駅前の好立地でダンススタジオも開業する。その頃からロドリゲスさんは「事業モード」になり、ビジネスパートナー兼同居人になってしまったと香織さんは振り返る。
「私は恋愛に多くを求めるタイプなので、お互いの関係が優先順位の一番でないのであれば一緒にいる意味がありません。サラッとした関係性がいい人には面倒くさい女だと思います。でも、恋愛って相互作用ですよね。相手を大事にできる私だからこそ、自分のことも大事にできるし、もちろん相手からも私を大事にしてほしいです」
かといって、法律に守られた結婚という形がいいと思ったこともなかった。自分の父親が家庭には無関心だったし、周囲にも幸せそうな夫婦があまりいなかったからだ。
「結婚した友だちは大変そうだし、子どもへの愛情のかけ方も方向性が違うんじゃない?と思うことが多かったです」
コロナ禍をきっかけにロドリゲスさんとは別居。今でも大切な友人だが、恋愛関係はとっくに終わっていた。そんな香織さんが2024年の夏にまた地元の繁華街で知り合ったのが、ドイツ人のダニエルさん(仮名)。今度は15歳も年下で、大企業の社員として日本に長期出張中の男性だった。


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