スーパーワンの発売は26年5月22日だが、4月16日に先行予約受注を開始して、発売時点では7000台を受注していた。
6月初旬には約8000台に増えて、6月10日頃には1万台に。乗り替え需要も期待できない新規投入のEVとしては、異例といえる売れ行きだ。
スーパーワンが人気を集めた理由は、2つある。1つは「商品の個性」だ。
スーパーワンは、ホンダの軽EV「N-ONE e:(エヌワンイー)」をベースに開発された小型EVで、全長は3580mm、全幅は1575mmとコンパクト。ワイドなフェンダーが装着されていて、カッコいい。
ボディの前後には、ブレーキやモーターを冷却するための、縦長の穴も開けられている。今どき“小さくてカッコいい”車種は貴重だ。
充実装備に専用「BOOST」モードも
内装もN-ONE e:とは異なり、メーターパネルは専用デザインになる。スーパーワンはEVだが、さまざまな部分がガソリンエンジン車をモチーフに開発され、液晶ディスプレイに3連メーターのような表示をすることも可能だ。瞬間電費計は、タコメーターを連想させる形状になる。
シートもベース車のN-ONE e:と異なり、体を保持するサイドサポートが大きく張り出す形状となっている。峠道を走っても着座姿勢が乱れにくく、腰の支え方が優れているから、長距離を移動する時も疲れにくい。
また装備も充実しており、Googleを搭載した9インチ・ホンダコネクトディスプレイ、ETC2.0車載器、BOSEプレミアムサウンドシステム、ステアリングヒーター、前席シートヒーターなどを標準装着する。
スーパーワン専用に開発されたブースト(BOOST)モードを選択すると、最高出力が標準モードの64馬力から95馬力にアップ。さらに、モーター駆動なのに有段ATを搭載したエンジン車のような、活発な加速感を表現する。
スピーカーからは疑似的なエンジン音が流れ、EVでありながらスポーティなエンジン車に似た運転感覚を味わえるのも特徴だ。


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