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「酒に溺れて借金まみれ」の過去もあったが…"国立大卒、元銀行員ラッパーSKRYU"がチケット即売の人気を得るまでの逆転劇

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SKRYU
ラッパー・SKRYUに直撃し、彼の等身大の生き方を聞いていく(撮影:長田慶)
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安定した仕事を手放すことに、迷いがなかったわけではない。

それでも、地元で銀行員を続けながらラップを続けるだけでは、どこかで自分に言い訳ができてしまう。

SKRYUは上京を決めた。

(撮影:長田慶)

「自分はパワーがあるわけでもないし、華やかなスポーツ部に勝てるようなイケイケのオーラもない。喧嘩が強いわけでもない。じゃあ何で目立つのかと考えた時に、やっぱり面白そうなことをするしかなかったんです」

同じ土俵で勝てないなら、別の場所で勝負する。

その感覚は、ラップを始める前からSKRYUの中にあった。

「人と異なることをやる。勝るよりも、異なりたい。途中から、結構そう思うようになりました」

こうして、安定した銀行員の道を離れ、ラップ一本で生きるために東京へ向かった。

上京後のどん底で生まれた「超 Super Star」

覚悟を持って上京した。

しかし、待っていたのは華やかな成功ではなかった。

「上京したての頃は、酒に溺れて、借金まみれでした」

会社員時代は、決まった時間に働けば給料が入った。

だが、音楽一本の生活にはタイムカードがない。昼から酒を飲んでいても、誰かに止められるわけではない。会社員時代の金銭感覚のままクラブで遊び、気づけば借金も膨らんでいった。

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