――生活の中の小さなものが、歌詞になる感覚ですか。
そうです。「ダサい」とか「小さい」とか、そういうものを誇る感覚があります。
半径1メートル以内にあるものが、むちゃくちゃかっこよくなる瞬間が好きなんです。
たとえば、歌詞が出ない時、机の上にしけたベビースターが置いてある。空のコーヒー缶や携帯がある。ただの残骸に見えますよね。
でも、そこには時間があるんです。いつから置いてあるのか、その時に自分が何をしていたのか。
そういう目の前のものが、いい歌詞になることがある。どんなファンタジーよりも、自分の目の前にあるもののほうが強い時があるんです。
会社に行きたくない朝、背中を押せる音楽でありたい
――8月5日にMajor 1st Full Album「ザ・ライト」をリリースされました。東洋経済オンラインの読者でもあるビジネスパーソンに、特に聴いてほしい曲はありますか。
「キラキラ・ドッパミン・ジュッジュワー」は聴いてほしいですね。
あの曲は、社会でうまく溶け込めない人にも届く曲だと思っています。新人でも、転職したばかりの人でも、人間関係で悩んでいる人でも。
「なんで自分はうまくできないんだろう」「人の話を聞けないんだろう」「俺ってエイリアンなのかな」と思う瞬間ってあるじゃないですか。そういう人に向けた曲でもあります。
スーツも着ていますし、社会で戦うファイターたちに聴いてほしいです。
――もう1曲挙げるなら?
「グラスヲカカゲテ」です。
仕事終わりに聴いてほしいですね。大切な人、友達、同僚、取引先でもいい。誰かと乾杯する時に流れてほしい。
ただ飲んでいるだけ、遊んでいるだけに見える時間も、人生の中ではかなり大事な時間だったりする。そういう曲ですね。
――20代でアリーナ規模でのワンマンライブも経験されました。来るべき30代については、どんなイメージを持っていますか。
一番モテると思います。僕、30代から絶対モテると思っているんですよ。
30代モテ顔というか、30代モテキャラというか、30代モテ曲というか。もしかしたら、キャリアのピークは40代にもあるかもしれない。


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