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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

「日本の城下町?」「マンホールの蓋にヒントが…」日曜劇場『VIVANT2』が1年前から仕掛けていた《ロケ地という伏線》

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VIVANT ロケ地
期待の中スタートしたTBS日曜劇場『VIVANT』。早くもそのロケ地が話題となっています(写真:筆者撮影)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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他にも、8月2日に放送された『VIVANT』第12話では、竜星涼さん演じる「新庄」の潜伏先として岐阜県庁のホワイエが登場。県庁内に撮影スポットが作られるなど、話題になっています。

『VIVANT』の撮影への全面協力を宣言している岐阜県。はたしてこの先、岐阜県が物語の展開の中でどのような役割を演じるのか、岐阜県民ならずとも注目です。

NHKの朝ドラ『半分、青い。』にも登場した、昭和レトロな「ふくろう商店街」(写真:筆者撮影)

『VIVANT』の経済効果に色めき立つ「海外の聖地」

ここで、23年に放送された前作の『VIVANT』を振り返ってみます。第1シーズンでロケ地になった場所は、大きく分けて2つ。規格外の2カ月間におよぶ海外ロケで話題になったモンゴルと、「乃木」たちのルーツでもあった島根県です。

モンゴルのチンバト・ノミン文化相によると、同国ロケでは「制作費、ロケ隊の宿泊費、飲食費、現地スタッフの雇用などの経済効果は、計6000億トゥグルク(約240億円、1トゥグルク=約0.04円)を生み出した」といいます。

これは「モンゴルのコンテンツ産業発展の可能性を示している」とのことです(ジェトロ=日本貿易振興機構=の資料による)。ロケが行われた、同国の第3の都市「ダルハン市」は、「映画に優しいダルハン市」をスローガンに掲げ、ロケ誘致を展開しています。第1シーズンの日本でのヒットを機に、多くの観光客が訪れ、間接的な経済効果も発生しているそうです。

『VIVANT』第1シーズンで激しい逃走劇が繰り広げられた、モンゴル・ダルハン市の街並み(写真:tko/PIXTA)

また、島根県においては、奥出雲町にある「櫻井家住宅」が「乃木家」として登場しました。放送中の観光客は1日600人を数えることもあったとのこと。また、同じくロケ地となった同町の観光名所「鬼の舌震(したぶるい)」でも、観光客が通常の10倍に増加したといいます。

乃木家の邸宅は、重要文化財「櫻井家住宅」で撮影されました(写真:蝶〈ファラージャ〉/PIXTA)
「櫻井家住宅」の中に入ると、『VIVANT』ファンには見覚えのある内装が出迎えてくれました(写真:蝶〈ファラージャ〉/PIXTA)

第2シーズンの初回放送でも、島根県の一部(出雲市の寺院「一畑薬師」など)がロケ地として登場しました。既に島根県観光連盟の協力で、旅行会社によるツアーが企画されています。今作でも乃木家の歴史が物語の重要なカギを握るとされており、今後、島根県の露出が期待されています。

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