3つ目は、多くの家庭でつい使ってしまう声かけです。
一見、何の問題もない言葉に見えるかもしれません。
しかし、何を、いつ、どの順番で始めるのかまで親が決めてしまうと、子どもには自分で考える余地が残りません。
言われたとおりに一度は動いたとしても、親が見ていなければやらない。次に何をすればよいか、また指示を待つ。あるいは、自分で決められないことへの反発から、かえって動かなくなることもあります。
親が守ってほしいルールを時に示すことが有効に働くときもありま
ただし、「今すぐやりなさい」と結論だけを命令するのではなく、子どもが次の行動を考えられる余地を残すことも大切です。
正しいことでも「言葉の渡し方」で逆効果になる
・遠い未来の不安で脅さない
・子どもに考える余地を与えず、一方的に行動を命令しない
親が言っている内容そのものは、間違っていないかもしれませんが、言葉の渡し方によっては、子どもは「否定された」「自分で決める余地を奪われた」と受け取ります。
そうなると、宿題に向き合うことよりも、反発したり、その場をやり過ごしたりすることに意識が向いてしまいます。
夏休みの宿題が進まないとき、子どもが勉強しないとき、親がすべきなのは、同じ正論をさらに強く繰り返すことではありません。
いま子どもに伝えようとしている言葉が、人格への否定や脅し、一方的な命令になっていないかを振り返ってみることです。
親の言葉が届かないのは、子どもにやる気がないからとは限りません。
「伝える内容」は同じでも、「言葉の選び方と順番」が変われば、子どもの受け取り方も変わってくるのです。


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