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キャリア・教育 #アカデミックシフト 社会人から大学教授になる方法

"学閥・肩書・評価"教育中心大学で問われる採用後の現実。「アカデミックシフト」社会人から大学教授になる方法15

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杉田一真氏
授業評価が低ければ即改善、採用後の実務家教員の厳しい実態を語る杉田一真氏(写真:筆者撮影)
  • 西田 浩史 追手門学院大学客員教授、ルートマップマガジン社取締役・編集長

INDEX

追手門学院大学客員教授でもある西田浩史氏が、大学教員の「選別ロジック」の実態を解き明かす連載の第15回(隔週連載)。
全国約800大学のうち多数を占める「教育中心大学」。研究よりも学生の成長と授業の質を最優先に掲げるこうした大学では、実務家教員の採用が活発化している。一方で、採用後には厳しい現実も待ち受ける。産業能率大学経営学部学部長・杉田一真氏が明かす、教育中心大学の採用基準と「入ってからの現実」を読み解く。

教育重視の大学で実務家教員採用の動き

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前回は、中央大学国際経営学部学部長の木村有里氏に、社会人経験を持つ教員が多数派となる20年後の大学教員採用の未来像と選考の実態について伺った。

今回は、産業能率大学経営学部学部長の杉田一真氏を取材した。杉田氏は慶應義塾大学総合政策学部・法学部、同大法学研究科修士課程を修了後、戦略系コンサルティング会社で大手企業の経営管理やマーケティング戦略に携わり、約5年の実務を経て2008年に嘉悦大学で教壇に立った。

キャリアセンター長や学長補佐などを歴任し、2年連続でベストティーチャー賞を受賞。慶應義塾大学政策・メディア研究科特任講師を経て、13年に実学教育に定評のある産業能率大学へ移籍し、現在は経営学部学部長として実務家教員の採用・育成を担っている。

産業能率大学は2000年、「教育中心大学」を宣言している。研究活動よりも学生の成長や授業の質を最優先に掲げる大学であり、全国約800大学の中でも、こうした教育重視の大学で実務家教員を採用する動きが広がっている。

「研究がしたいなら他の大学へどうぞ。うちは教育中心大学なので」と杉田氏は語る。

その言葉の背景には、「産業界に最も近い教育機関」という明確な“コンセプト“がある。近年、社会人経験を持つ教員を導入する大学は増えているが、杉田氏は「本当の意味でうまくいっている大学はそう多くない」と指摘する。

論文や学位が重視される研究中心大学に対し、教育中心大学の選考基準は驚くほどシンプルだ(下図参照)。

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