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7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方で震度7を観測する強い地震があった。マグニチュードは7.1と推定、震源の深さは10キロ。気象庁のホームページによると、熊本県宇城市や氷川町で最大震度の7を記録。八代市や宇土市で震度6強、菊陽町では震度5強が観測された。
28日20時30分時点における情報を速報として配信する。必要に応じて更新情報を加えていく。
インフラへの影響
原子力規制庁は、地震発生直後、原子力施設への地震の影響について異常なしと発表した。九州電力の川内原発1、2号機と玄海原発4号機は通常通り稼働を続けている。九州電力送配電のウェブサイトによると、28日20時時点では熊本県内の約4万7210戸で停電が発生している。
ガスにも大きな影響があった。ガスの導管が破損した恐れがあるとして、西部ガスは28日午後7時15分時点で、熊本市内の約500戸への都市ガスの供給を停止している。作業員が点検を進めているが、新たに供給を停止する可能性もあるという。八代市で都市ガスを供給する九州ガスも、同地域へのガス供給を停止した。
断水も起きている。震度6強を観測した八代市など一部地域で断水が確認されているが、詳細な被害状況は不明である。九州でも事業を手掛ける上下水道エンジニアリング大手のメタウォーターは、詳細な現地の情報はまだ入っておらず、状況を確認中だとした。
公共交通は大きな影響を受けた。JR九州は一時的に新幹線、在来線の九州内全線で運転を見合わせた。安全を確認した区間から順次再開しているが、博多から熊本を経て鹿児島中央までつなぐ九州新幹線は終日運休とした。JR九州の広報によると、28日午後9時頃までに13人のけが人を把握済み。新八代駅(熊本県八代市)で落下物に遭遇し6人、九州新幹線2本の車内で揺れにより計7人がそれぞれ負傷した。程度や詳しい状況は調査中という。
JR西日本の管内では、山陽新幹線の一部区間で停電が発生。その後復旧したが、上り列車の一部に東京行で10~20分、新大阪行で約120分の遅れが生じた。また九州新幹線に直通する下り列車は博多止まりに変更した。
航空関係では、阿蘇くまもと空港(益城町)が閉鎖した滑走路を午後7時に再開したが、28日の国内線はすべて欠航となった。欠航数は日本航空で6便(旅客数833人)、全日空で8便(同約1080人)。このほか、熊本へ向かう便の長崎や中部(名古屋)などへの目的地変更が発生した。全日空は29日朝に熊本を出る2便(伊丹、羽田行き)の欠航も決めた。
ヤマト運輸は熊本県内の営業を取りやめた。同県発着の荷物は受付を停止。日本郵便もゆうパックやゆうメールで同様の措置を執った。両社ともに九州で配達に遅れが出る見込みという。佐川急便も熊本県全域で集荷と配達を見合わせている。
イオンモールで大きな爆発
嘉島町の「イオンモール熊本」では、地震発生後に敷地内で爆発が発生。総務省消防庁などによると、施設内では2階部分が崩落しており、28日20時時点で多数の人が建物内に閉じ込められているとみられる。
イオンによると、店内にいた利用客や従業員は地震発生後に順次避難したという。ただ、具体的な施設内の被害状況については「状況の確認を急いでいる」(同社広報)としており、地元消防や熊本県警が事態の把握を進めている。
九州を中心に全国各地でディスカウントストアを展開するトライアルホールディングスは、地震の発生を受けて、熊本県内の一部の店舗が臨時休業している。


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