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「あまりにも他人事すぎでは?」文春の"佐藤二朗ハラスメント報道"延焼を広げた《フジテレビ声明文》への強烈な違和感

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(画像:『夫婦別姓刑事』火9【公式】フジテレビより)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

INDEX

フジテレビのドラマ「夫婦別姓刑事」の撮影現場で、主演を務めた佐藤二朗と橋本愛の間にハラスメントトラブルが生じていたことを週刊文春が報道し、大騒動になっている。

佐藤本人、双方の事務所、フジテレビがそれぞれ発表した見解や声明からは、「フジテレビ・橋本愛 vs 佐藤二朗」という対立構図と互いの不信感が浮き彫りとなり、収束の糸口は見えない。

真相はわからないが、フジテレビの声明には強い違和感を感じる。「適切な環境調整や関係者への配慮・保護に努めてまいりました」など適切な対応を取ったことを強調し、二次加害や誹謗中傷を諫めているが、結果的に誰のことも守れていないし、撮影現場のトラブルをここまで延焼させてしまったのはフジテレビの“失火”にほかならないからだ。

フジテレビの情報管理の杜撰さ

週刊文春の記事のトーンと佐藤二朗側の説明は大きく違い、どちらが悪いかを巡りネットは大荒れしている。一方、マスコミ出身者である筆者は、記事から伝わってくるフジテレビの情報管理のガバガバぶりと他人事感にドン引きしてしまった。

記事は日付のある時系列で、問題となった場に誰がいたか、重要な情報がどう当事者に伝わっていたか詳細に紹介している。複数の番組スタッフ、そして佐藤、橋本に近い事情をよく知る人物が裏付けのある情報を流していないと、ここまで詳しい記事にはならない。

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